憤慨

よくいろんなことに怒ってる私ですが
先日見つけた車内広告に憤慨しています。


「人権を守ろう」というテーマの公共広告。
『言葉にも温度があります』と書いてあり
ちょっと前までは北風に吹かれて凍える人達のイラスト。
北風に乗って冷たい言葉が流れてました。
今は変って太陽に照らされて暖かい言葉が降り注いでいるという感じのイラスト。
そこに書いてある一つの言葉。


『障害は関係ないですよ。一緒にがんばりましょう。』



一瞬目を疑いました。これが暖かい言葉でしょうか。
健常者の驕りや優越感の塊のような言葉に思えるのですが。
「障害は関係ない」と健常者が言ってはいけないと思います。そりゃあ健常者には関係ないですよ。不自由な思いをしているのは身障者の方々でしょう。
そんな言葉が暖かいものとして描かれているのは
本当に怒りを覚えます。
コピーライターが考えているのかポスターデザイナーが考えているのか知りませんが
よっぽど想像力に乏しい人が考えたんでしょう。
この言葉を言われて嬉しい身障者の方はかなり少ないと思います。
私も幸せなことに健常者ですから
こんな風に言うことが正しいのかはわからないですが…


酷い言葉を並べて
これを読んだ方が不快になってしまうかもしれません。
愚痴を我慢できない人間ですみません。