2005-10-13 金木犀 香る花に目を向けると橙があります。 可愛らしくて小さな花です。 最近「雪国」を再読しました。 私は元々、川端康成が好きだったんですが 昔はその言葉に、より惹かれていました。 美しい言葉が魅力だったのですが 再読したらその物語に強く打たれました。 美しいものだけを集めたような話でした。 まるで金木犀のような きれいな香りをもつ きれいな花のようです。 私にもその哀れな美しさのある文才をわけてほしいです。